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概要

麻酔科の傾向がここ10年〜20年程度で変化しているのには確固たる理由がある。それは、麻酔器や薬剤の進化により、麻酔管理が格段に楽になっているからだ。例えば、麻酔導入時の筋弛緩薬に関して、以前は便利な拮抗薬がなく、筋弛緩薬投与のタイミングや量などを綿密に決めなければいけなかった。しかし、現在はスガマデクスといういい薬が開発されたので、筋弛緩薬の投与一つを取ってみても楽になった。また、術前のアトロピン投与もほとんど行われていない。よって、過去問にあるような細かな知識は現在では不要となっており、国家試験でも出題されないという次第である。