定期試験対策

臨床医学では、基礎医学よりも教科書が選びやすい。基礎医学では科目ごとに何冊も教科書が存在したが、メジャー科目臨床医学では全ての科目共通で、内科学総合教科書(主に朝倉内科学)と簡易的教科書で事が足りてしまう。そのため、朝倉内科学簡易的教科書の特性を理解してしまえば、自身の方針や科目に応じてそれらを組み合わせていくだけでよくなる。私の周りの主な選び方は以下のパターンである。

選び方のパターン

パターン概要
1病気がみえる単体普段授業に出ていて、ある程度知識のある人向け。授業プリントと併用すれば定期試験では問題ない。
2STEPシリーズ病気がみえるどちらも理解しやすい教科書。違った角度から記憶できるため、頭に残りやすい。
3朝倉内科学病気がみえる病気がみえるを主体として、分からないところを朝倉内科学で調べる。朝倉内科学を通読するのはお勧めできない。
4STEPシリーズ単体病気がみえる反対派。病気がみえるは「みんなが使っている、簡単そう」という理由で避けてる人もいた。図表や模式図はあったほうが効率がいいと思うのだが、STEPシリーズは病態生理の解説にくわしいため、0から始める人には最適。
5ハリソン内科学病気がみえる朝倉内科学よりも詳しいハリソン内科学を調べ物に使う。通読しようとしている人もいたが・・・。
6病態生理できった内科学神経学では使用者が多かったが、できったはマイノリティと化した。いい教科書だと思うのだが。
7病気がみえる+専門成書自分の好きな分野だけは成書で勉強するという人もいた。しかし、全科目このパターンでやっている人は見かけたことがない。

使用者が多い順に並べてみた。教授からは怒られそうだが、,離僖拭璽鵑最も頻度が高い気がする。これは、「試験は通しさえすればいい」という考えの人が多いためであり、病気がみえる単体が最高の教科書パターンというわけではない。知識量が増えるのは△離僖拭璽鵑任呂覆い世蹐Δ。は朝倉内科学が通読に向かないため、なんだかんだで病気がみえる主体になってしまい、知識量は△離僖拭璽鵑防蕕韻覽いする。
割合としては、 銑で70%ぐらいは占めていると思う。私の大学でハリソン内科学の共同購入を募集したところ5人ぐらいしか集まらなかったので、イ離僖拭璽鵑泙任いと1割以下になってしまう。

教科書のパターンはどれでもいいと思うが、病気がみえるという便利な教科書があるのだから、これを活用しない手はないと思う。実際に図表に含まれる情報量は多いし、これ一冊でもかなりの知識が整理されると思う。

レポート対策

定期試験とは異なった基準で教科書を選ぶ必要がある。定期試験では、「みんなが知っていることを確実に理解する」という目的で選ぶため、簡易的教科書が人気だ。しかし、レポートではそうはいかない。レポートでは、「自分のレベルよりも何段階も上の知識を調べて記載する」という方針のため、難しめの教科書を選ぶ必要がある。最低でも標準シリーズ以上の教科書が必要となる。レポートでは専門医試験で用いられる教科書を使うのがちょうどよく、例えば整形外科クルズス腫瘍病理鑑別診断アトラスレベルの本が必要である。そして、2冊以上の文献から必要事項を引用して文章を組み立てていく。もちろん買う必要はないので、該当個所をコピーするなり図書館で借りるなりしてうまく使いこなそう。