総合教科書とは、内科分野を総合的にカバーする成書である。試験勉強には不向きであるが、調べ物やマイナー分野の知識補強に使用する。総合教科書は何冊かあるが、比較的知られているものでは下記の5つがある。
※朝倉とハリソンの比較は朝倉内科学かハリソン内科学か参照
多くの医学生はは朝倉かハリソンかの2択になっている。朝倉内科学は医師国家試験に対応していて適切な分量であることが支持され、ハリソン内科学は圧倒的な情報量が支持されている。朝倉かハリソンで8〜9割ぐらいの医学生が落ち着くであろう。
残りの人たちは総合教科書を使用しないか、中山内科学書を使用する。中山内科学書となると一気にマイナーになるが、これは情報量がなかなか多くて優れものである。分冊も7冊であるので個人的には使いやすいと思っている。
残りの2冊に関しては名前を知っている人すら少なそうなレベルである。文光堂内科学?は量こそ多いが、改定が進んでいないため、あまりお勧めできるものではないと思う。ここでは表への掲載を省くこととした。
2012年夏に西村書店内科学が発売された。価格、見やすさともに他の総合教科書とは一線を画す内容であり、これから支持率を拡大していくかもしれない。
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