問題数 | 320 |
プール問題 | 240 |
新問題 | 80(採点対象外) |
CBTでは新作問題とプール問題が出題される。しかし、採点対象となるのはプール問題のみであり、新作問題は採点されない。これは、CBTが「人によって解く問題が異なる」試験であるため、公平性を保つシステムである。プール問題は一定以上の正答率のある問題が採用されるため、これにより公平性を保つのである。
新作問題は全体の正答率が計算され、プール問題になるかならないかの取捨選択をされる。
CBTこあかりやクエスチョンバンクCBTで解いた問題は、本番では1割程度目にすることになる。こあかりのプール問題集は5000問程度、クエスチョンバンクCBTは3000問程度。プール問題は20000問近くあるため、20〜30%を網羅できることになる。しかし、本番では新作問題が加わることと、問題集の再現率が完璧ではないこともあってか、結局は1割程度しか同じ問題ではないことになってしまう。
分野 | コアカリキュラム | 内容 | 出題割合 |
A | 基本事項 | 医師の基本・倫理 | 4% |
B | 医学・医療と社会 | 公衆衛生 | 8% |
C | 医学一般 | 基礎医学 | 20% |
D | 人体各器官の正常構造と機能 病態、診断、治療 | 各臓器疾患 循環器、消化器呼吸器、神経、婦人科 | 40% |
E | 全身におよぶ生理的変化 病態、診断、治療 | 全身に及ぶ疾患 救急、膠原病、血液、感染症など | 20% |
F | 診療の基本 | 診療の方法 | 8% |
CBTでは、1〜6の各ブロックで構成され、上記のように320問が出題される。しかし、採点対象は過去の難易度調整の結果が得られた240問であり、新規作成の80問は対象とされない。どの問題が採点対象であるかは当然であるが受験生にはわからない。
各ブロックの制限時間は1時間である。