微生物学教科書の選び方

 微生物学はとにかく暗記量が多い科目である。細菌、ウイルス、寄生虫などという大分類があり、DNAウイルスだけをとってみてもかなりの分量となるため、まともに全てを暗記しようとすると大変な労力を費やしてしまう。なので、試験対策としては、授業プリントと簡素な教科書を用いて知識を整理するのがいい。あまりに分厚い教科書で対策しようとすると覚えることが多すぎて許容範囲を超えてしまう可能性がある。
 微生物学の教科書はそれほど多くはないが、シンプル微生物学の出来が良いので、試験対策に持っておくといい。微生物学250ポイントは問題形式なので、知識を整理するのに適している。250というと少ないように感じるかもしれないが、総論部分はほぼ網羅していると思ってもらっていい。
 戸田新細菌学は試験対策には向かず、レポート考察用。エッセンシャル微生物学?は人気の教科書であったが、かなり古い。教科書過疎科目なので、こういった場合は標準微生物学でいいのかもしれない。

臨床科目との関連

感染症

微生物学の教科書一覧

分類書名詳しさ
和書戸田新細菌学☆☆☆☆☆
標準微生物学☆☆☆
エッセンシャル微生物学?
ブラック微生物学
図説人体寄生虫学?
リッピンコット微生物学?
シンプル微生物学☆☆
微生物学250ポイント

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