シンプルシリーズの微生物学版。シンプルシリーズの使い方はどの科目でも共通で、主に試験対策に用いるのが効率が良い。これだけの低価格で菌・ウイルス・真菌のいずれも総論・各論共にしっかり押さえられているためコストパフォーマンスは高い。多人数著者による教科書は、細かくなりすぎたり、まとまりがなかったりして使いづらいことがあるが、"シンプル微生物学"に限っては"シンプル"を意識して執筆されたためか、要点をしっかりと押さえた簡潔な教科書となっている。
レポートを書く際には頼りないが、試験対策ということを念頭に置くと決してシンプルではない内容になっている。
・免疫についての記述もある。
・この本しか使わなくても困ることはない。
・シンプルシリーズの中でも出来はかなり良い。
・シンプルシリーズにしては分量が多い。
・大学の教授もシンプルは認めたくないが適度のまとまっていて悪くないと。
・ポイントを絞っているので、細菌の各論部分が手薄になってしまうのは仕方のないことか。
書名 | 著者 | ページ数 | 出版社 | 発売日 | 価格 | Amazon |
シンプル微生物学 | 東国伸 | 436 | 南山堂 | 2011/04 | 3,045円 | ○ |