概要

非常に難易度が高く、MECの総評では「ここ10年で最難関」とさえ評された。また、それほどメジャーでもないテーマが何回も出題されるなど、問題の偏りも見られた。
107回と比べると、icripにおける議論では108回は圧倒的に割れ問が多く、教科書で調べても答えの出ない問題も散見された。また、必修パートにおいて、必修で出すべき問題かどうか疑問符のつくものもあった。

何回も出題されたテーマ

  • 加齢黄斑変性
  • 下腿の限局した疾患
  • 水腎症の治療
  • 片頭痛と緊張性頭痛の鑑別

物議を醸した問題

C-18(必修)

2歳男児。水痘罹患6日目。再診した。現在の皮疹で多いものは?
a 丘疹
b 水疱
c 痂疲
d びらん
e 苔癬化

答えはc痂疲。しかし、罹患6日目では水疱と痂疲が混在する。イヤーノートでは同じぐらいの割合の表記があり、非常に紛らわしい問題である。再診というところの文脈を読んで痂疲にするぐらいしか思いつかない。必修で出すべき問題ではない。

c-23(必修)

D-13

D-20

E-32

F-19(必修)

F-23(必修)

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