イヤーノート
イヤーノート

解説

医師国家試験の全範囲を網羅している辞書。形態も辞書そのもの。医師国家試験対策書であり、国試既出部分は青地になっている。内科・外科が収録されている。小児産婦マイナーは収録されていない。
レビューブック?の上位互換バージョン。

必要性

「医師国家試験には必須」「医学生の9割が持っている」等色々言われているが、必要性は人それぞれである。少なくとも成績上位層には不要なものである。そういった人たちは定期試験の時からSTEP?病気がみえる?を読み込んで勉強している。イヤーノートが詳しいといってもそれはレビューブック?と比べた場合の話であって、各科目の教科書には劣る。そうした教科書を既に所持し、読み込みも終わっている人たちがイヤーノートを購入してもメリットは少ない。メディックメディアのサイトには「医学生のほぼ100%が所持している!」と書かれているが、そのフレーズには疑問を抱かざるを得ない。持っていない人、持っていても使わない人はたくさん見てきた。
付属のイヤーノートアトラスはパッと眺めるのにはいいかもしれない。必要ならアトラスだけ中古で買うという手もある。

使い方

辞書的な使用が最も有効であると思う。読み込んだとしても、病態生理がわからないため時間対効果は低い。

イヤーノートのデータ

著者ページ数出版社発売日価格Amazon
-約3000メディックメディア毎年3月25,200円

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