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#contents

*概要 [#n3509952]
近年の医学部難化や医師国家試験対策予備校の進出により受験生のレベルが格段に上がっている。それに加えて[[必修]]という不確定要素の多いパートが存在するため、安全圏を維持するためにはかなりの量の勉強をこなさなければいけない。そうしたことを考慮し、下記の勉強の流れは、「しっかり勉強する人」をメインとするため、[[クエスチョン・バンク]]と[[TECOM講義]]を併用したモデルを紹介する。

*勉強の流れ [#ceb52dec]
**5年生 [#ke2bc239]
5年生のうちは講義受講+ノート作成+SELECT問題集1周。[[クエスチョン・バンク]]には手をけない。
ノート作成の際はスペースに余裕を持って作ると後に付け足しができてよい。5年生のうちにSELECTの問題を1周できるとよい(講義とは別に)
マイナー科に関しては

**6年生 [#ba0b98f0]






*始める時期 [#f7c2e8e0]
合格を目指すだけならば冬に始めても大丈夫だけど、その場合は1日8時間以上の勉強を強いられる。マッチングのことも考えると、春からコツコツやるのが理想である。ただし、初めから飛ばし過ぎると途中でだれてしまう傾向があるので、コツコツやりつつもピークは夏以降に持っていくというのが理想かもしれない。

**5年生のうちは? [#jfb25fe2]
病院実習中に国家試験の勉強を並行する人もいる。本格的にやるのではなく、基礎的な知識のおさらいや実習に役立つ知識の習得を兼ねている。例えば、実習中の科の[[STEPシリーズ:http://www.gaksyu.com/step/]]を読んだり、[[クエスチョン・バンク]]の1週目問題や[[医師国試既出問題集サクセス]]のLevel1をやったりする。5年生のうちから軽くやっておくと後が楽。

*勉強会 [#o853e765]
ポリクリ後期辺りから自然と勉強会が発足する様になってくる。多くの大学では6年生は授業がないため、勉強会がないと友人に会うことが無くなってくる。自分の位置づけが分からないし、ペースもつかみづらい。そういった意味で勉強会はいいペースメーカーになる。特に、自分の知らなかった知識を耳で聞くと忘れないため、よい知識の補強になる。ただし、お喋り会にになってしまってはいけない。
独学だと「何を知らないのかが分からない」状態になってしまうので、不安な人は頻繁にではなくとも勉強会に参加するのがいい。

*どの程度暗記するのか [#o9d7b630]
医師国家試験の問題はエッセンシャルミニマムであり、その問題の裏には多くの病態生理が隠れている。ここで問題になってくるのは、勉強の際に過去問のみ暗記するのか病態生理にまで深く突っ込むのかである。
合格するために効率がいいのは単純暗記である。しかし、それでは医師になってから苦労するし、最近では病態生理をきちんと理解していないと解けない問題が多くなってきている。
特に循環器などのメジャー科目は病態生理をしっかりと理解したほうがよい。病態生理を理解すれば暗記量も減るうえ、類似疾患もこなせる。疾患名知らなくても病態知っていればなんとかなる。マイナー科目も病態生理を理解したいところだが、時間的に厳しければ過去問暗記でも仕方がない。


*過去問は何年分? [#z85d3d01]
多くの人は5年分以下をこなしている。それ以上は臨床問題の作りが違ったりするため効率が悪い。