近年の医学部難化や医師国家試験対策予備校の進出により受験生のレベルが格段に上がっている。それに加えて必修という不確定要素の多いパートが存在するため、安全圏を維持するためにはかなりの量の勉強をこなさなければいけない。そうしたことを考慮し、下記の勉強の流れは、「しっかり勉強する人」をメインとするため、クエスチョン・バンクとTECOM講義を併用したモデルを紹介する。
5年生のうちは講義受講+ノート作成+SELECT問題集1周。クエスチョン・バンクには手をけない。
ノート作成の際はスペースに余裕を持って作ると後に付け足しができてよい。夏までにメジャー4科目、秋までにその他の科目を一通り視聴できるといいぺーす5年生のうちにSELECTの問題を1周できるとよい(講義とは別に)。
マイナー科に関しては講義なしでクエスチョン・バンクだけでもいい。
クエスチョン・バンク3周が目標。模擬試験はMEC2回、TECOM2回を目標とし、復習もおこなう。
1周目:夏まで(マッチングや卒業試験で忙しいとは思うが)
2周目:10月まで
各周回が終わった後は、STEP?や病気がみえる?を読み込んで病態生理を理解する時間を設ける。それによりクエスチョン・バンクの解説を読んでもあやふやであった個所が明確に理解できることとなる。また、次の周回の際にはより問題の理解度が上がり、勉強効率も高くなる。
クエスチョン・バンク3周目:12月まで
11月に公衆衛生の勉強を本格的に開始。おそらくそれまでに卒業試験で一通りの勉強をしていると思うので、クエスチョン・バンク公衆衛生は2周で十分。余裕があったら1周目と2周目の間の期間にサブノートを通読する。
クエスチョン・バンク公衆衛生の発売が11月なので、それ以前に卒業試験対策などで必要な場合は前年度の問題集を安く購入して解いておいてもよい。
今までの総復習をする
クエスチョン・バンクなど、使った教材を直前期にもう一度見たい人はこの方法を取ると思う。これをやるにはかなりの時間が必要。
知識の整理・確認に時間を割く。レビューブック?を使うと確認作業がスムーズである。