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*解説 [#vba55f4a]
医師国家試験の全範囲を網羅している辞書。形態も辞書そのもの。医師国家試験対策書であり、国試既出部分は青地になっている。内科・外科が収録されている。小児産婦マイナーは収録されていない。
[[レビューブック]]の上位互換バージョン。

毎年改定されている臨床の基礎知識や最新情報をまとめた本。医師国家試験にとって必要不可欠の存在で、実に9割の医学生が携帯している。医師国家試験に通りたいのならば、イヤーノートを必ず携帯し、徹底的に使いこむのがいい。
内容的には、この一冊で内科と外科をカバーしているので、範囲は広いが、浅い。あくまで国家試験のための暗記チェックに用いる本である。特に、病態生理はほとんど載っていないので、内科学(朝倉書店)や病態生理できった内科学等での確認が必要になる。でも、国試のためにはごり押しで覚えていくのがいい。勉強を進めるに従ってそのうち分からなかったところも分かってくる。イヤーノートは、国試の既出事項を反映した辞書みたいなもの。
小児科や産婦人科は発売されていない。100%小児科で補えばよい。
**必要性 [#g4ee7ccb]
「医師国家試験には必須」「医学生の9割が持っている」等色々言われているが、必要性は人それぞれである。少なくとも成績上位層には不要なものである。そういった人たちは定期試験の時から[[STEP]]や[[病気がみえる]]を読み込んで勉強している。イヤーノートが詳しいといってもそれは[[レビューブック]]と比べた場合の話であって、各科目の教科書には劣る。そうした教科書を既に所持し、読み込みも終わっている人たちがイヤーノートを購入してもメリットは少ない。メディックメディアのサイトには「医学生のほぼ100%が所持している!」と書かれているが、そのフレーズには疑問を抱かざるを得ない。持っていない人、持っていても使わない人はたくさん見てきた。
付属のイヤーノートアトラスはパッと眺めるのにはいいかもしれない。必要ならアトラスだけ中古で買うという手もある。

*使い方 [#b3ba0d71]
初めからイヤーノートだけで勉強しないことが大事。上述したように、病態生理などの裏付けが書いていないため、ある程度知識がないと薄っぺらい暗記になってしまう。
辞書的な使用が最も有効であると思う。読み込んだとしても、病態生理がわからないため時間対効果は低い。

・直前の情報集約化に使う。最初からこの本でインプットするのは知識が浅くなってしまうので良くない。

・ポリクリ中にその科のイヤーノートをひたすら読む。

・4年、5年生の時に買って、徐々に書き込みしていく。講義の時に使用するのがいい。

・自分は知らなかったことをイヤーノートにメモしたり、付箋貼ったり、適宜マーカーを引く。

*イヤーノートのデータ [#gaf1137e]
|著者|ページ数|出版社|価格|発売日|
|-|1600|メディックメディア|25,200円|2011/04|
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|著者|ページ数|出版社|発売日|価格|Amazon|
|-|約3000|メディックメディア|毎年3月|25,200円|[[○:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4896325109/saijukencom-22/ref=nosim]]|
*コメント [#eef83c9a]
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