綺麗な図でホルモンの作用機序がまとまっており、フローチャート化されているためみやすくなっている。内分泌学では、ホルモンの作用機序を一連の流れとして理論だてて覚えるのがいい。しかし、病気がみえるでは、この流れが文章として記されていない。ある程度授業を聞いている人にはわかりやすい図だと思うが、前知識のない人にとっては図だけ見ていると肝心の理論の部分を習得できないままになってしまう。STEP内科3(代謝・内分泌)などで機序をしっかりと確認する必要がある。
しかし、図があると分かりやすい分野もある。カイロミクロンやVLDLの代謝は文章だけでは分かりづらいが、病気がみえるのこの分野は大変みやすくまとまっている。
書名 | 著者 | ページ数 | 出版社 | 発売日 | 価格 | Amazon |
病気がみえる代謝内分泌 | - | 245 | メディックメディア | 2008/04 | 3,150円 | ○ |