標準シリーズの生理学版。ページ数からもわかるとおり、非常に詳しい解説が売りであり、ここに書いてないものはないぐらいの量が掲載されている。生理学実習の際に携帯していると大変便利である。
分担執筆なので、書式に一貫性がないのが少々読みづらい。試験対策に関しては生理学テキスト、シンプル生理学で十分である。この本は、実習のレポート作成、分からない項目の辞書引きにおいて最も役に立つ。
・1回読んだだけでは内容が理解できないなど初学者にとっては敷居の高い教科書ではある。
・臨床を習っている人はもう一度この本にもどり学習すると非常に理解が深まる。
・辞書的な使い方が最も効率が良い。
・循環器や呼吸器などの病態を理解するのに役に立つ。
・一冊持っていると、のちの臨床医学の勉強にも使用できる。
・文章量が多すぎる。他の本では図解となっている項目までもが文章で記載されている。
・初学者にとってはかなり敷居は高い。
・通読には向かない。
書名 | 著者 | ページ数 | 出版社 | 発売日 | 価格 | Amazon |
標準生理学 | 小澤瀞司、本間研一 | 1124 | 医学書院 | 2009/04 | 12,600円 | ○ |