生理学で学ぶべき内容がコンパクトにまとまった良書。著者が一人なので内容が一貫しており理解しやすい。図も多く、カラーであるためざっと目を通すだけでも記憶に残る。試験対策向け。また、2〜3年に一度の改訂が行われており、情報の信頼度も高い。
標準生理に比べて内容は大分少ないため、調べ物をするのには向いていない。生理学学習の導入に用いるとよい。私の大学では、大部分の人が試験対策は生理学テキストかシンプル生理学を用いていた。
・標準生理学を携帯するとなお分かりやすい。基本は生理学テキストで勉強し、もっと深く勉強したい部分は標準生理をみるとよい。
・最もうまくまとまった生理学の教科書。
・どの分野も偏りなく解説してあるため、これ一冊で十分。
・通読して全体的な理解をするのに向いている。
・臨床医になるための必要知識乃全体像を把握できる。
・太字やまとめ項目など記載されていないため使いづらい。
・記述量が少ないため、実習の際の調べ物には向かない。
書名 | 著者 | ページ数 | 出版社 | 発売日 | 価格 | Amazon |
生理学テキスト | 大地陸男 | 541 | 文光堂 | 2013/03 | 5,040円 | ○ |