心電図の専門書であるが、わかりやすい心電図の読み方よりも詳しく、医学生よりも研修医向け。医師国家試験対策として読むには詳しすぎる内容となっている。しかし、内容や構成が素晴らしいため、心電図に興味のある医学生は手に取って見ても良い。
全ての項目にわたってきっちり見開き2ページにまとめられている。そして、心電図上に診断のポイントが赤チェックしてある。これを見ているうちに、実際の患者さんの12誘導心電図をチェックする際の視線の動かし方が、自然に身につく。さらに、全21章中、その章の終わりにはまとめと練習問題もあって、これらも知識の整理に役立つ。
※分厚い本なので、オーバーワークに注意する。
書名 | 著者 | ページ数 | 出版社 | 発売日 | 価格 | Amazon |
心電図の読み方パーフェクトマニュアル | 渡辺 重行, 山口 巌 | 365 | 羊土社 | 2006/02 | 6,090円 | ○ |