医師国家試験の本番を模した試験。MECやTECOMが作成している。模試を受けることには、ー分の実力を知る、⊃渓笋魏鬚い銅栖気紡个垢詬解を深めるという2つの意義がある。クエスチョン・バンク等の国試対策問題集を何周も解いていると、問題と答えを覚えてしまうという事態に陥る。新問を解くことで新たな視点で疾患を捉えることができるので、模擬試験の定期的な受験は非常にためになる。
各予備校の冬の模試は全国6000人〜7000人が受験する。この時には自分の位置を知る最後の機会であり、利用価値は高い。どちらの予備校でも大学受験のような偏差値・順位・問題別得点率等、細かいデータが提示される。全体偏差値では45以上無いと心もとない。また、正答率70%以上の問題を間違えてしまった場合は、その問題に対して多角的な復習が必要である。
受験料は14,000円であるが、大学単位で申し込みをすれば9,000円程度に値引きはされる。前年度の模擬試験も利用価値は高い。オークションを利用すれば大体3000円ぐらいで入手することができる。1〜2部購入しておくと心強い。
「冬MECが易、第4回TECOMが難」という対照的な難易度設定となった。医師国家試験108回では10年で1番の「難」となり、第4回TECOMは本番に向けての良い予行練習となった。