授業中にしっかりと覚えることが必要である。座学のように授業中に寝てても個人で勉強すれば大丈夫というものではない。特に外科系基本手技、医療面接は授業外では確認しづらい部分である。とにかく授業は集中し、反復練習することが必要である。
OSCEのチョっく項目が書かれた本を見ながらビデオ学習する。
先生によってはOSCEの評価項目を細かく理解していない場合がある。その場合、OSCEの段階では必要のない手技を「必要」と教えられたり、マイナスポイントとなる手技を教えられたりする。模範手技をビデオで確認することによって、何をすればよいのかを正確に把握する。
患者への声掛け、体位の指示、器具の使い方などを学習する。
知識を蓄えた後はひたすら練習して、スムーズに手技がおこなえるようにする。その際、両側の確認を省略したりせず、本番のように練習するのが良い。いつも片側だけで終わらせたりすると、本番でも間違えてしまう。声掛けもしっかり行うようにする。
家族を練習相手にする方法も良いが、フィードバック得られないという欠点がある。友人の手技を見ることで勉強になることもある。
ビデオ学習2回、友人との練習3回で十分である。ビデオを一通り見ると2時間、友人と交互に一通り練習すると3時間かかる。毎日やれば1週間前からでも十分間に合う。多くの人は2週間程度前から始めていた。しかし、それはCBTのように毎日ゴリゴリやるものではなく、空いた時間で友人と少し実技して終了といった感じであった。