STEP産婦人科1と同著者のSTEPシリーズ産科。病態生理が非常に分かりやすく、分量も300頁以下なので、楽に通読できる。胎児心拍モニタリングの読み方や多胎妊娠など、仕組みが分かれば暗記がぐんと楽になる分野が多いので、STEP産科はとても役に立つと思う。
一度通読してから試験勉強に移ると理解度が断然違う。
難点を挙げると次のようなことがいえる。発売日が2005年なので、用語が少々古い。例えば、妊娠高血圧症が妊娠中毒症になってたりする。また、異常胎位の図が少なめなので、どこがどう向いているのかががわかりづらい。この辺では病気がみえる10産科に軍配が上がると思う。
書名 | 著者 | ページ数 | 出版社 | 発売日 | 価格 | Amazon |
STEP産婦人科2 | 可世木久幸 | 268 | 海馬書房 | 2005/03 | 4,200円 | ○ |