医学教育出版社の出版する国試マニュアル100%と連動した国試対策問題集。マイナー科を扱った問題集であり、各科目100問を厳選し、見開き左ページに問題、右ページに解答が掲載されている。国史対策用の導入、基礎知識確認に向いている。問題数は少ないが、自分で書き込む場所十分にあるので、問題に関連する知識などを書き込んで整理するなどして使える。国試を意識した臨床科目の貴重なアウトプット用問題集なので、卒業まで使えるのがいいところである。
マイナー科はCBT、医師国家試験においてもウエイトが低ため、短時間で仕上げたい人に向いている。問題形式なので一冊やり終えた後の効果は結構高い。分量的には定期試験でも使えるぐらいまとまっているため、100問ノススメ+授業プリントとかでも十分定期試験は突破できると思う。
ただ、産科と婦人科は医師国家試験ではそこそこウエイトが高いため、100問ノススメだけで仕上げるのは危険である。STEPシリーズを利用して病態生理を学んだほうが効率が良い。
欠点をあげるとすれば、解剖図が少ないことである。
vol | 科 | 発売日 | 価格 | Amazon |
1 | 精神科 | 2006/08 | 3,045円 | ○ |
2 | 泌尿器科 | 2006/02 | ○ | |
3 | 皮膚科 | 2004/12 | 3,465円 | ○ |
4 | 眼科 | 2005/02 | ○ | |
5 | 整形外科 | 2006/07 | 3,150円 | ○ |
6 | 産科 | 2008/09 | 2,205円 | ○ |
7 | 婦人科 | ○ | ||
8 | 耳鼻咽喉科 | 2006/02 | 3,255円 | ○ |
9 | 放射線科 | 2005/12 | 3,360円 | ○ |
10 | 必修・禁忌・臨床問題 | 2001/12 | ○ |