薬理学教科書の選び方

薬理学はどの大学でもテスト、実習ともに大変な科目となっているようである。麻酔薬、抗精神病薬、心臓、抗生物質等々の総論があり、さらに細かい薬の名前まで覚えなければいけないとなると相当なボリュームとなる。実習に関しても、生き物を使った実験なので細心の注意を払わなければいけないし、薬理作用は個体によってブレがあるため解析が難しい。なかなか苦労する科目である。

薬理学で重要なのは総論であり、この部分がしっかり書かれている教科書を重用したい。逆に、各薬剤別の細かい作用はメジャーなもの以外は覚えなくてもいい。そこまで覚えていると時間がなくなってしまう。実習レポートに用いるためにある程度詳しいものを選ぶとすると、NEW薬理学がおすすめである。テスト対策にもレポート考察にも使える万能な一冊であり、現在医学生、薬学生から最も支持を得ている教科書である。標準薬理学は他の標準シリーズほどの詳細解説はないため、ここではあまりアピールポイントがない。NEW薬理学以外では、カラー図、まとめ記述のしっかりとしたリッピンコット薬理学がいい。薬理作用の機序が分かりやすく図示されている。
薬理作用の理解を深めたかったり、臨床研修の前の復習として読むのならば病態生理に基づく臨床薬理学が適している。その名の通り、病態と薬理を結び付けて解説してくれている。

アンケート

メインで使う薬理学の教科書は?

選択肢 得票数 得票率 投票
標準薬理学 27 39.7%
カッツング薬理学 13 19.1%
NEW薬理学 12 17.6%
病態生理に基づく臨床薬理学 8 11.8%
リッピンコット薬理学 5 7.4%
Qシリーズ 薬理学 1 1.5%
コンパス 薬理学 1 1.5%
図解 薬理学 1 1.5%
その他
投票総数 68

※項目に無い教科書は、その他から追加できます。

薬理学の教科書一覧

分類書名詳しさAmazon
和書カッツング薬理学☆☆☆☆☆
病態生理に基づく臨床薬理学☆☆☆☆
ラング・テール薬理学
NEW薬理学☆☆☆
医系薬理学?
標準薬理学
リッピンコット薬理学
シンプル薬理学☆☆
一目でわかる薬理学
洋書The Pharmacological Basis of Therapeutics☆☆☆☆☆
Rang & Dale's Pharmacology☆☆☆☆
Principles of Pharmacogenetics☆☆☆

コメント

最新の50件を表示しています。 コメントページを参照

  • 薬がみえるが出版されましたが、感想などはないでしょうか? -- 2015-02-11 (水) 23:18:10
  • 薬理学の試験対策に薬がみえるは有効でしょうか?ご教示お願いします。 -- 2016-02-13 (土) 23:50:32
  • 薬がみえるvol.1と足りないところはレジュメで勉強しましたが、薬がみえるは生理と機序について詳しく書かれており、NEW薬理学などよりも体系的に理解するのに役立つと思います。 -- 2016-10-12 (水) 19:37:00
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