消化管の構造、潰瘍のシェーマや手術方法など様々な図が掲載されていたが、個人的に分かりやすかったのは胃の内視鏡の写真である。朝倉内科学等の難しい教科書では、何の説明もなく「これが胃の大弯部分の内視鏡像です」のように写真が出され、さらにその写真も少ないことからどこがどう違うのか、なぜ大弯とわかるのかが把握しづらかった。しかし、「病気がみえる」では、内視鏡をどの角度で入れたらどういったところがみえるのかをイラストと写真で解説してあり、大変わかりやすかった。定期試験レベルということに関しては、、授業プリントと病気がみえるだけでおつりがくるぐらいの知識量と得ることができた。
ただ、本書ではGISTについての記載がなかったため、今後改定で追加されることを願っている。
書名 | 著者 | ページ数 | 出版社 | 発売日 | 価格 | Amazon |
病気がみえる消化器 | - | 336 | メディックメディア | 2016/3 | 3,888円 | ○ |
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