概要

出版社南江堂
翻訳内山安男ら
出版日2015年11月
ページ数705
改訂2→3版で9年
第3版
価格9,180円
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解説

 南江堂が出版する「Histology and Cell Biology」の日本語訳版である。組織図あり、病態生理ありで、組織学の教科書で最もバランスのとれたものである。標準組織学のように2冊に分かれておらず、1冊にまとまっているため使い勝手がよい。その上、写真も豊富で、組織学カラーアトラスを使わなくてもこれ1冊で事足りるぐらいである。組織学に関連した生理学分野、マクロ解剖、臨床分野にも言及されており、器官がどのように働いているのかを学習するのに都合がよい。作用機序などは綺麗な図を用いて解説されているため理解を助けられる。組織学を学ぶ上での最良の教科書であると感じる。
 試験対策や内容理解には非常に向いている。実習ではやや物足りないか。

Good

  • 本文を読まなくても、図とその説明だけを追っていけば理解できる。
  • マクロ解剖、生理、臨床まで組織学の理解を助けたり、興味が出るような内容が記載されている。
  • 標準組織学に代わる新たな組織学のバイブル。
  • 模式図が分かりやすい。
  • 顕微鏡実習に携帯できる上、試験対策にも十分使える。
  • 本文を読まずとも、図とその下の説明だけを追っていっても 全体を掴める。
  • 最新の知識も掲載されている。

Bad

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