データ

給料4
休み4
手技1
開業1
名誉3

解説

 画像診断を主体とする科。持ち患者がいないため、緊急の呼び出しはない。アメリカでは大人気の診療科であるが、日本ではそれほどではない。おそらく、病棟を持つ医者が医者っぽさがあり、それが魅力なのであろう。
 病理診断科と異なり、他の医師でも画像読詠はある程度できる。放射線科医にはそれぞれの診療科専門医よりも高度な画像読詠が求められるため、かなりの勉強量が必要となる。
画像診断の進歩により、その画像を読むことのできる医師が求められている。需要は高い。
1日中パソコンに向かって仕事をするため、適正が分かれる。常に他の医師と一緒にいるので、意外とコミュニケーション能力も必要となる。
 若い頃は当直がないため給料が少ないという評価もあるが、単純にそうとは言い切れない。例えば、大学勤務の場合、ノルマ当直が少ないと言うのは自分で当直バイトを入れれるチャンスが増えると言うことだ。大学の当直なんて1回1万円程度である。金銭的なことを考えればないほうがいい。簡単な内科当直や寝当直ならば初期研修を終えていれば可能である。放射線科医でノルマ当直がないことを利用して、自分で寝当直をしまくっている人もいる。そうすれば他科よりも稼げる。専門医を取った後は1枚何千円の高単価バイトが待っている。
勤務医に限ればQOLは最高ランクと言えよう。

評価

good

  • 当直が少ない。
    若いころならば、自主的にわりのいい当直バイトを入れられる。
  • 画像診断の進歩により需要が高まる。
  • 専門医取得後は、1枚いくらというバイトができる。優秀ならば早く終わらせることも可能。
  • 遠隔読詠により自宅業務が可能。単価は2000円〜3000円/症例

bad

  • 勉強量は多く、それをこなせず知識がなければ即使えない放射線科医扱い。
  • 1日中閉鎖空間にいなければいけない。自分のタイミングでの休憩や早帰りもしづらい。
  • 人間関係が煮詰まりやすい。
  • 開業はできない。
  • 読影当番ある病院とかだったらややQOL落ちる。
  • 放射線科の年配の先生は造影剤のアレルギーで冷や汗かきまくりな武勇伝はちょくちょく持ってたりする。
  • 大学勤務年数が長くなりがち。
  • 画像診断は技術進歩が早いから、継続的な新知見の学習も必要。読影専門で長くやって行きたければ、大学との関係を完全に断ち切ることはできない。

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