データ

給料4
休み4
手技1
開業1
名誉3

解説

 顕微鏡診断という専門領域であり、放射線科と異なり他科の医師は踏み込めない。患者と接することのない仕事であり、メリットにもデメリットにもなる。患者と接しない反面、他科の医師との接点は多く、広い領域の高度な知識が求められる。勉強熱心な人でないとやっていくのは厳しい。
 平成24年の統計によると、病理診断医は1605人であり、全医師数の0.6%である。病理医は不足しており、どこに行っても引く手あまたである。バイト相場も高いが、当直バイトがないため若い頃は他科の医師と比較して給料は低目となる。しかし、専門医をとった後は、1検体2,000円の診断料でバイトができるため、実力に応じた報酬を得ることができる。専門医をとる前でも9万円/日のバイト程度なら可能である。常勤ならば2000万円を超える求人もある。
 勤務医時代の給料は高く、引く手あまたの状態であるが、開業ができないというデメリットがある。

評価

good

  • とにかく人が少ない。教授になる難易度も低い。
  • バイト単価も高い。
  • 病理医になるのは毎年全国で80人ぐらい。3年目から1500万円も可能。
  • 関東の病院の10年目の病理医の先生は、土日完全休み.当直なしで年収2800万って言ってた。

bad

  • かなりの勉強量が求められる。
  • 他科医師とのコミュニケーションは必須。また、専門が細分化されているため、横のつながりも必須。
  • 当直バイトがない
  • 開業できない

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