学ぶこと

  • 救急医学では、外傷、熱傷、中毒などの外因性疾患や、ショック、多臓器不全、蘇生などを学んでいく。
  • 既に学んだ基礎医学(法医学生化学)や臨床医学を横断的に包括している。
  • 習得すべき知識は多岐にわたるが、どれも他科目で見たような知識というのがとっつきやすいところである。
    • 例えば、脳死判定、熱中症は法医学で学習済みだし、ショックは循環器で学ぶ。また、心肺停止後のBasic life supportは多くの医学生が講習を受けたことがあるはずである。
  • これまでの復習にもなるやりやすい科目であると思う。ただ、その割には国試ではそこそこ出題される。

ポイント

  • 救急医学に関しては、他の科目と被っているところが多いので、ポイントを絞っていかないと勉強が非効率的になる。
  • 専用の教科書は分厚いので、授業で使ったテキストを復習したほうが勉強しやすい。ポイントは以下のとおりである。
  1. ショック
  2. 外傷
  3. 熱傷
  4. 心肺蘇生法
  5. 意識障害度

教科書の選び方

簡易的教科書の救急医学版は発売されていない。朝倉内科学では25ページほど割かれているだけである。既に他の教科で学習していることが多いので、専用の教科書はいらないという人も多いと思う。朝倉内科学の25ページはこれだけでは不十分だが、他の教科の教科書を使用すれば十分に事足りる。しかし、1冊まとまったものがほしい、それで勉強したいという方には以下の教科書がある。
救急医学は学生用の教科書が少なく、量は多いが標準救急医学を使用する者が多い。また、国試マニュアル100%も発売されているが、麻酔科とセットになっていて、内容量は少ない。

救急医学の教科書

分類書名
要点国試マニュアル100%
STEP救命救急
詳細救急診療指針
AHAガイドライン
標準救急医学
問題解決型救急初期診療?
問題解決型救急初期検査?
Dr.寺沢流救急診療の極意?
画像正常画像と並べてわかる救急画像?

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