精神科の教科書
- 私は精神科志望で、少し一般学生と感覚が違うかもしれませんがレビューしてみます。まず、“カプラン”は値段が高い上に、非常に重く学生が普段持ち歩けるような代物ではありません。私は医局に置いてあるものを利用していましたが、学生レベルでの購入は、例え精神科志望であっても過剰かもしれません。 私は“標準精神医学”と“現代臨床精神医学”を購入しました。前者は詳しすぎず簡単すぎずで、初学者が一通り勉強するのに良い本だと思います。後者は8000円程度で学生レベルの教科書では最も詳しいのではないかと思います。ただし、今時珍しい一色刷りで非常に目を通しにくいです。内容はとても良いのですが。 その他“TEXT精神医学”は失念してしまいましたが何かの分類がこの本だけ他と違っていたので購入しませんでした。しかし、本としては読みやすく、悪くない選択だと思います。 よって、4,5年生で精神医学のことを一通り勉強してみたいという人には、“標準”または“TEXT”をお勧めします。 国試にだけ必要という人は過去問で十分だと思います。国試の精神科はちょっとした用語と、キーワードさえ知っていれば解ける底の浅い問題ばかりです。しかし、全く教科書なしでは心もとないという方は“国試マニュアル100%シリーズ”をお勧めします。私は基本的にこのシリーズはあまり好きではないのですが、精神科に関しては国試レベルと程良くマッチしており、ちょっとした調べ物をする時にはかえって便利だと思いました。 -- 現６年生?
- マイナーはまとめてみたシリーズが1番いいと思う -- 今年受けん?
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