シンプル病理学と同じ位置づけの教科書であり、基本的にはコメディカル向けの学生に対して作成されたものである。理解がし易いように,シェーマに工夫をし,視覚にうったえる紙面構成を心がけている。わかりやすいシェーマと写真とを比べることにより深い理解が得られるようになっている。
シンプル病理学もわかりやすい病理学も同じ出版社であり同じコンセプトで作られた教科書である。医学生にはどちらかというとシンプル病理学の方が人気であるが、どちらを使うかは好みで決めていいと思う。
情報量は少なめなので、あくまでも試験対策用である。ロビンス基礎病理学?、標準病理学を併用したい。
書名 | 著者 | ページ数 | 出版社 | 発売日 | 価格 | Amazon |
わかりやすい病理学 | 恒吉正澄 | 273 | 南江堂 | 2008/12 | 2,730円 | ○ |