かなり分かりやすい腹部エコーの専門書。オススメ。
立体的ボディーマークをつけて超音波写真が3次元的に理解できる様に構成されている。肝・胆・膵から脾・腎・消化管・婦人科領域を各論とし、rareをも含めたケーススタディーも収録されている。
このような分野を絞った本は学生が読むと難しく感じてしまうことが多いが、この本は違う。エコー画像の解説を2つのシェーマで解説している。1つは、マクロの切り口の絵。お腹のどの断面を輪切りにしているか、どの角度で見ているかが一目でわかる。もう一つの絵はエコー画像の模式図で、どれが肝臓だとか肝静脈だとかが一目でわかるようになっている。
このような狭い分野の本は、このサイトでは「図書館で借りてみましょう」としているものが多いが、この本は購入してもいいぐらいの価値はあると思う。
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書名 | 著者 | ページ数 | 出版社 | 発売日 | 価格 | Amazon |
できるゾ読めるゾ腹部エコー | 中村滋,朝井均 | 279 | 日本医事新報社 | 2010/02 | 6,090円 | ○ |